プロテインの効果はダイエットや病気に対する抵抗力にも及ぶ
良質なプロテインを摂ることは、筋肉を増やすことの助けになります。
当然、筋肉が増えれば体重は増えるのですが、知っておかなければならないことは、脂肪の少ない筋肉が付く、ということです。
つまり「引き締まった体」が作られるということであり、筋肉は代謝を促しますので、「余計なお肉」がつきにくい体になるということです。
これは体重が増えるというより「理想の体重になる」と言えるかもしれませんね。
たんぱく質がなければ筋肉はつきません。いくらジムで過酷なトレーニングをしても、たんぱく質なしでは筋肉は作られないからです。
良質なプロテインを摂取することは、体重減少、特に脂肪の減少について効果があるという研究結果が出ています。
さらに、脳機能を助け、グルタチオンという強い抗酸化物質が作られることによって、免疫機能を強化します。
また、病気の際には、病原菌と戦うキラーT細胞の働きを助けます。
そして運動の際には、筋組織の浪費を減らし、運動後の回復の速度を速めます。
プロテインの摂取量
プロテインは、薬局やネットショッピングで手軽に手に入れることができます。
一回のたんぱく質の摂取量は20gから30gが良いと言われています。
なぜなら、それ以上は体が吸収できないからです。
ですから、お手持ちのプロテインに何%のたんぱく質が入っているかを計算して、一回の飲む量を計算します。
たとえば、たんぱく質含有量が80%のプロテインがあったとします。
もし20gのたんぱく質が欲しいと思ったら、必要なプロテイン量は25gです。
20:80=X:100
X=25
そして、1日に必要なたんぱく質の量は、一般の人の場合、体重1kgあたり1gだと言われています。
つまり、体重60kgの人は60gのたんぱく質が必要だということです。
しかし、筋肉をつけたい人やアスリートの方々はもっとたくさんとっています。
中でも筋肉勝負なウェイトリフターは、体格を維持するために1日150gもとっている人もいるといいます。すごいですね。
ともあれ、一般の人が健康維持のためにたんぱく質を摂るのであれば、体重×1gが目安になります。
そして、なにより忘れてはならないことは、たんぱく質を摂れば筋肉が付くというわけではなということです。
ちゃんと運動をして、またそれを継続してこそ効果があります。