辛いものが止められない理由と辛さを取り除く方法
辛い食べ物は好きですか?私は大好きです。
もともとそんなに好きな方ではなかったのですが、辛い物好きな先輩に頻繁にタイ料理屋に連れて行かれているうちにだんだん好きになってきて、今では辛い物大好き人間になってしまいました。
辛いものってくせになりますよね。それはなぜなのでしょうか。
辛いものがやめられない理由
辛さの原因はカプサイシンにあります。このカプサイシンは、舌の痛覚を刺激するんですね。その痛さが辛さとなって頭に伝わるのですが、痛いと感じた脳はどうするかというと、神経伝達物質を放出します。
ドーパミンとエンドルフィンです。その神経伝達物質が私たちを空さの虜にする原因になっています。
ただし、辛いものの食べ過ぎは禁物です。痛覚を刺激するといわれることは、胃にも負担がかかるからですね。
しかも、下の痛覚は辛いものを食べすぎるとカプサイシンの受容体が閉じてしまうといいます。
すなわち、慣れが生じてしまうということです。
私も初めてタイ料理屋に行ったときは辛くてほとんど食べられなかったのですが、今ではばくばく食べられます。やみつき。
しかし、これは本当はまずいことです。体のことを考えるなら、辛いものはほどほどにしましょう。
舌の痛みを取り除く方法
あまりに辛いものを食べたときにはしばらく下がヒリヒリしますね。
大勢で食べに行った時なんか、辛くてそればかりに気が散って話す内容が「辛い」ばかりになったりします。
いくら水を飲んでもすぐにまた火照りだすのは、水ではカプサイシンが解けないからです。
辛いものを食べた痛みをおさえるのに最適な飲み物は乳製品です。
カプサイシンは脂溶性なので、牛乳などにふくまれる脂に溶けて流れていきます。
インドカレー屋ではラッシーが飲み物として出ることがありますが、それは理にかなったことなのですね。
食事は健康的に、そして楽しく食べましょう。