寝る前に自分なりの儀式を行うとよく眠れるようになる
寝るということは実は集中力を要することです。
みんな忙しいので寝る直前までいろいろなことをしていらっしゃると思いますが、やることをやって電気を消したらいきなり寝られるわけではありません。
いろいろな諸条件が揃って初めて「眠い」という状態になるので、まるで運動の前に準備体操が必要なように、寝る前にも準備が必要なんです。
人によって心地よい準備は異なると思いますが、ここでは一般的に必要な条件を上げてみたいと思います。
光や音をシャットアウトする。
人は昼間おきて夜寝る中高生の生き物です。光にあたると体が反応して昼だと思い、覚醒モードに入るようにプログラムされています。
また、耳は危険を察知する器官でもあります。大きな音が鳴れば、それに反応して臨戦態勢を取るように大昔からなっています。
ですから、現代は夜でも明るくうるさいですが、寝る前は明かりを落として、また静かな環境を作ることが必要です。
お気に入りのパジャマを探す
旅行先でなかなか寝付けないことがあるのは、翌日のことを考えると興奮してしまうということもありますが、宿においてある寝巻が肌に合わないせいかもしれません。
寝るときにいつも着ている服を着ると、それが就寝の合図の役割も果たしてくれます。
今に集中する
寝るには集中力が必要です。明日のことを考えるとわくわくしたり、または不安になるかもしれませんが、明日をより快適に過ごすためにも十分な睡眠が必要で、そのためにはほかのことを考えないで、今このときに集中する必要があります。