今いちど基本を確認!和食のマナー
家で食事をする時にはあまり気にすることのないテーブルマナー。
しかし、それが習慣として身についてしまうと、旅行に行った時などにまわりにびっくりされてしまうこともあります。
食事の文化は世界各国で異なりますが、ここでは和食の基本をもう一度再確認してみましょう。
箸の巻紙はちぎらない
居酒屋なんかでは気にしなくて良い作法で、ビリっとちぎってそこらへんに放っておけば良いのですが、少しお高い料亭や旅館に行った際にこれをやると目立ってしまいます。
片方の箸をスライドさせると巻紙がキレイにはがせます。
手盆はNG
箸にとった食べ物が落ちそうだったり汁がこぼれそうな時に思わず下に手を添えてしまう「手盆」はマナー違反です。
私も最近まで知らなくて、つい手を添えた時に目の前の人に凝視されて「なんだろう」と思っていました。
知らないってこわいですね(汗)
器は引きずらない
テーブルに漆が塗ってあることから、これもマナーが悪いとされています。
必ず手に持って動かしましょう。
テーブルを拭くときは台拭きで
居酒屋慣れしているとついやってしまうのが、お手拭きでテーブルを拭くということです。
飲み物をこぼしたりすると慌ててついやってしまいますよね。
しかし、有事の時ほどスマートに対処できるってところを見せたいものです。
台拭きをもらうか、係りの人を呼びましょう。
魚はひっくり返さない
これも私は最近まで知りませんでした。
味やサンマの塩焼きで、片方食べたらひっくり返してもう片方を食べる、これは見苦しいとされています。
正しいマナーは、上身を食べた後、魚の頭を手で押さえ、中骨と下身の間に箸を入れて骨を外します。
外した骨をお皿の向こう側においてから下身を食べます。