これからの時代に必要なファシリテーションとは
テクノロジーがどんどん進化して、将来的に私たちがやっている仕事を人工知能がやるようになるといわれています。
その中でも必要になってくるスキルが、「ファシリテーション」です。
ファシリテーションとは、人と人が話し合ってわかりあうこと、問題を解決する方法のことを言います。
1960年代にアメリカで生まれたもので、会議の場で様々な立場の人が意見を出し合い、お互いを理解し課題を解決する方法として注目されました。
この調整役をファシリテーターといいます。調整役の仕事は、発言が一部の人に偏らないよう、また議論が白熱してきて収拾がつかなくなりそうなときに方向性を定めることなどです。
実際に多くの企業でこの手法が使われていて、大きな成果を上げています。
中でも有名なのが、経営不振の状態からV字回復を果たした日産です。
日産はカルロスゴーンが社長に就任してから、ファシリテーションの考え方を取り入れ、話し合いを強化したそうです。
その結果、課題が浮き彫りになり、振り体質の改善を羽田氏、業績を急速に伸ばしました。ファシリテーションについて学ぶには多くの書籍が出ていますので是非参考にしてみてください。