いつか自分が先輩になったときの「リーダーの心構え」
初めは初心者でも、学年が進むにつれ、または仕事が習熟するにつれ、誰でも人に教える立場になります。
しかし、その時になって「あれ、教える立場の人って、どういう心構えでいればいいんだっけ?」と疑問に思うことも少なくありません。
なぜなら、ほとんどの人がリーダーに必要なことについて習っていないからです。
先輩としてうまく後輩を導けないと、後輩の間でグチをこぼされたり、パワハラだといわれてしまうおそれもあります。
そうならないためには、年長者になったらどういった態度が必要になってくるのでしょうか。
私が出会ったリーダーのうち、共通している点を挙げてみたいと思います。
自信がある
良いリーダーとは、言い方を変えるなら「自分が将来そういう人間になりたい」という模範のような存在だといえます。
後輩に「見習いたい」と思われる先輩にはみな、自信があります。
謙虚さ
自信があればよいからと言って、知ったかぶりをしたり後輩を見下すような先輩は尊敬されませんね。
ですから、自信があると同時に謙虚さが必要になってきます。
知らないことは知らないと言える勇気。そうした態度からも器の大きさを感じさせることができます。
コミュニケーションを大事にする
人に教えることにしろ、また知らないことを教わるにしろコミュニケーションが発生します。
リーダーの役割の一つは、下についている人の能力を最大限に発揮させてあげることでもあります。
チームを率いている場合、リーダーからは見えにくい細かいところを後輩が見えている場合もあります。リーダーだからといってすべてを知っているわけではないので、「教えてもらうという」という姿勢で対話をすることも必要です。