梅雨がだいすきな雑菌、カビ、ダニの防ぎ方
夏が待ち遠しい今日このごろ、夏に向けて乗り越えなければならない壁があります。
それは梅雨です。
梅雨の湿気にここぞとばかりに増えだすのが雑菌、カビ、ダニ類。
やつらは湿気がだいすきです。湿気さえなければやつらは繁殖しませんが、梅雨時だとどうしても部屋がジメッとするし、洗濯物もなかなか干せなくて生乾きになってしいがちです。
そんな季節の対策についてまとめました。
予防の原則
まずは雑菌、カビ、ダニを防ぐための大原則をおさえましょう。
1.風を当てる
やつらはよどんだ空気が大好きです。静かな環境でこそ、ぬくぬくとバカンスを楽しむことができるからです。
2.乾燥させる
特に水回りは雑菌とカビの高級住宅街になりますので、水気は早く乾かすことが原則です。
シーン別対策
次に、様々な問題が起こる可能性があるシーン別の対策です。
洗濯物の生乾き
梅雨時だとなかなか外に干せない洗濯物。湿気が多いからカビが繁殖しやすくもなります。
実は、洗濯物を早く乾かすコツは日光よりも風にあります。
ですから、たとえ部屋干しなのだとしても風さえ当てていれば乾くのが早いです。
具体的には、エアコンの「送風」を利用したり、扇風機やサーキュレーターを洗濯物の下に置いて下から煽るように風を送ると速乾です。
除湿機があると、部屋に飛んだ洗濯物の湿気を吸ってくれるのでなお良いです。
部屋の湿気
たとえ雨でも部屋を締め切っているのは禁物です。
外の方が湿度が低い場合があるからです。
窓を開けるなら、より空気がキレイな朝がオススメ。
部屋に湿気が多いと、布団やカーペットなどの布製品にも湿気がたまり、ダニのオアシスになってしまいます。
布団が外に干せない場合でも、風を当ててあげれば換気になって布団を清潔に保てます。
具体的には、布団を椅子の背もたれにかけてエアコンの風を当ててやります。2時間も当てれば布団がさっぱりします。
また、カーペットはこまめに掃除機をかけることで換気の役割も果たします。
水回りのニオイ
風呂場やキッチンの水気が残っているとニオイの原因になります。
食器の水気はしっかり切って、風呂場も水気をカンタンに拭き取るだけでカビの繁殖を防げます。
収納のカビっぽさ
部屋よりもっと空気が淀みやすいのが収納です。
収納の扉を閉めていた方が見た目は良いですが、清潔さを考えるなら扉は開けて置いた方が良いです。
扇風機で空気を送ってやるとなお良いです。