スーツケースはどう選んだらいいの?迷わないための基本
学生ならどこへ行くにもスポーツバックに全部つめて持っていけばよかったものですが、いずれ必要になるのがスーツケース。
必要になってから急いでドンキに行って買ってくるのもいいですが、使ってみて「なんか相性が悪い」「ゴロゴロうるさい」「もう少し収納があったらな」と感じてしまうこともしばしば。
スーツケースにはどういったものがあるのか、どんな機能の違いがあるのか知っておくと、自分にピッタリのスーツケースを見つけやすくなります。
ケースの種類
外装素材の違いにより、ソフトケースとハードケースに分かれます。
ソフトケースは収納力に優れていて、中に仕切りがあったり外ポケットが付いているものもあります。
ハードケースは頑丈さが特徴。荷物をしっかり保護してくれます。
どちらにも良いところはありますが、現在はハードケース人気の方が圧倒的に高いとのこと。
素材は多岐にわたる
主流はポリカーボネートと呼ばれる素材です。他にABS樹脂や、強度を意識したジェラルミン、チタン合金、アルミ合金などが使われたケースもあります。
2輪か4輪か
スーツケース本体を斜めに倒して移動させる2輪タイプと、前後左右に動かしやすい4輪タイプがあります。
2輪タイプの特徴は、キャスターが比較的大きいので段差に強く、また車輪の付いていない側がストッパーの役割を果たすので、電車での移動時でも動いてしまう心配がありません。
一方の4輪タイプは、小回りが利き荷物をたくさんつめていても移動に不便を感じにくいという特徴があります。
キャスターの種類
ダブルとシングルがあります。ダブルは1つのキャスターに車輪が2つ付いているタイプで、動かしやすさはシングルタイプより優ります。
しかし、車輪が2つ付いているためにシングルタイプより壊れやすいというデメリットもあります。
車輪の大きさでも動かしやすさが変わり、大きい方が動かしやすいです。ただ、これも大きいことで荷物預け時などにぶつける可能性が高まるので、壊れやすいといえます。
その他、キャスターにブレーキが付いていて手元で操作できるタイプもあります。
開閉の方式
ファスナーかラッチかに分かれます。現在、多くのモデルは軽さを意識してファスナー形式になっています。
ファスナーは重量がかかっても壊れにくく、ラッチは固くて頑丈です。
つまり、ファスナーはスーツケースを守るのに優れ、ラッチは中身を守るのに優れているといわれています。
容量について
一番重要なのが容量ですね。リッターで表示されます。
10ℓで一泊分の荷物が入るくらい、というのが目安です。
30ℓから40ℓまでならほとんどのモデルで機内持ち込みが可能です。