相手を説得するときに必要なこと
友達と雑談するときにはあまり必要ではありませんが、仕事するようになると必要になってくるのが、相手を説得する力です。
商品を売るときもそうですし、上司に提案するとき、部下に教えるときのも説得力というものは必要です。
説得力のある人というのは、常に望む結果を出してきます。
説得力がないと話しても伝わらなかったり、余計な時間がかかったり、最悪、相手に自分のことを過小評価されることにもなってしまいかねません。
説得する際に必要なことは細かくいえばたくさんありますが、何よりも必要なことは「相手のことをよく知ること」です。
紀元前に書かれた最古の兵法書「孫子」にはこう書いてあります。
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
自分のことをよく知っていて、かつ相手のことをよく知っていれば百回戦っても負けることはないという意味ですね。
これは戦争の言葉ではありますが、そのままビジネスにも使われています。
相手を説得するためには、相手のことをよく知らなければならないということです。相手がどんな性格なのか、どんな生活をしているのか、そしてどんなことを望むのか。
説得にはギブアンドテイクが必要ですから、ただ命令するのとは違って、相手が「OK」を出せるように望みをかなえるというオファーが必要になります。
その時に必要なのが、相手を知ることです。
相手をよく知り、相手が負担なく動けるようにする。また相手よりも多くのことを知って相手の知らないことを伝えられるようにする。これが説得には必要になってきます。