本の読み方。理解できなくても、読み飛ばしても、買った方がハズれでも
本を買ったはいいものの、なかなか時間が取れなかったり、思っていた内容と違ったりして、途中で読むのをやめてしまうことってありますよね。
本を読んだ方が良いとおもいつつ、そういうことがあるとなかなか本を読む習慣が身につかなかったりします。
本を読むことは自分の内面を豊かにし、自信につながっていくといわれていますが、継続はなかなかむずかしい。
しかし、本を読む目的さえはっきりさせれば、たとえ思ったように本を読めなくても得るものがあるのだといいます。
まずは本を読むことについての固定観念を捨てなければなりません。
私たちは学校の国語の授業で、一つの作品をじっくり読むという方法を学んできました。
しかし、実際の生活の中ではそのように一つの作品をじっくり読む時間があまり取れないし、読んだとしても覚えていないことが多いです。
他にたくさんの情報があるからですね。
だから、本は読み飛ばしても良いのだといいます。
読書家としても知られている佐藤優さんは一か月に300冊の本を読んでいるといいますが、ほとんどの本は5分で読み切るそうです。
ですから、読み飛ばしても良い、途中で読まなくなっても気にしない。家に積ん読しておかない笑。よっぽどのレアな本でない限りまた買いなおすことができるからです。
もちろん、小説のようにどうしてもまとまった時間が必要な本もあります。
そういう本は「もうちょっと読みたい」と思うところでよむのをやめるそうです。すると都築が読みたくなって読書の習慣がつくといいます。
本が詰まらなかった場合
カバーに惹かれて、または帯の推薦文に興味を持って買ってみたはいいものの、いざ読んでみると思ったような内容ではない。そういう時もありますよね。
しかし、それでも良いのだといいます。
なぜなら、なぜ自分に合わないのかを考えることができるからです。
自分が持っている意見以外にもいろいろな意見があって、この意見は自分には合わない。そういった思考の広がりと、自分が普段どういうものを好んでいるのかを再確認することができます。
本はもっと気楽に読んでいいのだといいます。気楽に読んで、気に入ったところを集めたら、それが自分の糧になりますね。