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「株を長期で保有しようと思っても値下がりが怖くて売ってしまう」時にはどうしたら良いのか

Nortel Stock Chart

 

「投資は長期が一番リターンが高い」「長期投資家にとっては下がっている時こそ買い増しのチャンス」という言葉をよく聞きます。

 

それを聞いて、「いやわかってるんだけどね。だけど実際に株価が下がってくると怖くて売ってしまうんよ。」と思うのは私だけでしょうか。

 

そんな時のアドバイスを、個人投資家のアイルさんが話されていたのでご紹介します。

 

https://www.google.co.jp/amp/7oku.seesaa.net/article/379792041.html?amp=1

 

プロスペクト理論

 

まず、なぜ値段が下がると人は早々と売ってしまうのか。

 

それは、「プロスペクト理論」が働くからだと言われています。

 

プロスペクト理論ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが提唱したものです。

それによると、人は喜びよりも悲しみの方が強く感じやすいそうです。

 

つまり、株で10万の利益を得た時よりの喜びよりも、10万の損をした時の悲しみの方が強く心に残ってしまうということです。

 

こうした心理が、目先の利益に気を取られて売買してしまう原因になっています。

 

会社の成長に投資する

 

アイルさんもはじめはそのような心配を持っていたそうです。

 

転機が訪れたのはピーター・リンチの本を読んでからだといいます。

 

その本には、成長株を見つけて投資をし、業績の伸びとともに株価が一気に上がるタイミングを待つという方法が書いてありました。

 

見込みをつけた企業のことを詳しく調べ、成長ストーリーを描き、目標の株価を計算する。

 

それを繰り返して確信が深まれば、株価が少し下がっても「また上がる」と考えられるようになり、目先の値動きは気にならなくなったといいます。

 

投資を「目先の値動きから利益を得る」という考えから「会社の成長に投資する」という考えに変えることができれば、小さな値動きに一喜一憂しなくなるといいます。