インテリア雑記

ココロとカラダをインテリアする

人より有利な立場になった時に気を付けるべきこと

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格差とかスクールカーストといった言葉を頻繁に聞くようになりました。

 

人が集まれば、その能力はみなちがうため、一つの指標ではかるとどういても「持っている人」と「もっていない人」に分かれてしまいます。

 

もちろん人格において優劣はありませんが、たとえばよりお金を持っている人、とかより成績が良い人というのはいます。

 

しかし、その持っている人というのも別の視点で見れば持っていない人になりえます。

 

たとえば、フィギュアスケートでは世界で数えるほどの優秀な選手が、将棋の世界で同じく優秀かといえばそうではありません。

 

むしろもっとも下手なグループに入る可能性もあります。ちなみに羽生結弦さんは将棋もできるそうですよ。多才ですねえ。

 

また、将棋で快進撃を決めている藤井聡太四段がスポーツ万能かというと、忙しくてスポーツやってる暇はなさそうですよね。

 

ですから、何が得意か不得意かという理由では、人の価値は一概に判断できないということです。

 

しかし、人は人よりうまくできることがあるとつい調子に乗ってしまいがちです。

 

そのときに謙虚さを失わないというのが重要ですね。

 

もし何かで人より優位に立つことがあれば、そのことは自分が「人より優れている」ということにはならないということです。

 

自分の価値がそのタイトルにあると思うことは、人に対してマナーがないことだけではなく、自分にとっても大きな危険を秘めています。

 

それは、自分が特別だと思う根拠が「その地位」にある場合、つまり外的な要因のおかげで自分らしさを感じている場合、自分の地位がなくなってしまったとたん、自分の自分に対する評価も下がってしまうからです。

 

ですから、良い時も悪い時も、自分に対する健全な姿勢を保っているということが重要なんですね。