冷凍食品の意外な話。「実は栄養は残ってる」他4つ
「冷凍食材って便利だけど、栄養ないんでしょう?」と思って買い控えていたのですが、誤解でした。
冷凍食材は全て、旬の栄養価の高い時期に収穫されたものを使っています。だから旬が外れた生野菜よりも栄養価が高く、安いのだそうです。
しかも、シジミやアサリなどの貝類は冷凍することで旨味が凝縮されるという効果もあり。
そんな冷凍食品の意外な話をまとめてみました。
冷凍野菜は解凍が必要ない
凍ったまま調理するのが基本です。パッケージにはそのことが書いてありますが、読まないって方も多いそうです。
すでに7〜8割火が通っている
冷凍食品はブランチングという、一旦火を通してから冷凍する方法がとられています。
そうすることで酵素の働きが止まり、変質や変色を防ぐことができるからです。
ですから、実際に調理する時は残りの2〜3割火を通せばオッケー。生野菜と同じ感覚で調理してしまうと火が通り過ぎてしまいます。
「冷凍食品は食感が悪い」と感じる方は加熱しすぎの可能性あり。
魚介類は半解凍してから調理する
野菜と違って、魚介類はいったん冷蔵庫に入れるか冷水にさらして半解凍した状態で調理するのが基本です。
冷水につける場合は水を流しっぱなしにするほうが良いです。水を止めておくと、水温が下がって再冷凍してしまい、風味が落ちてしまうからです。
えび、いか、シーフードには熱湯をかける
シーフードって、氷の膜が張っていることがありますね。これはグレーズといって乾燥や酸化を防ぐものです。
そのまま調理してしまうとベシャッとなってしまって食感が悪いです。
剥がすか熱湯をかけて溶かしてから調理するのが良いそうですよ。