給与が少なくても出費が多くても貯金をするには財形貯蓄がおすすめ
先日、職場でこんな話をしていました。
Bさん「Aさんさあ、あなたどうしてそんなに食べるのが好きなのに貯金ができるの?」
Aさん「毎月定額を貯金するようにしてるから。Bさんは?」
Bさん「いやいや、貯金なんてないっすよ。ていうかよく定額が貯金できますね。それって崩して使っちゃったりしないんですか?」
Aさん「給与から天引きするようにしてるの。」
Bさん「へー。そういうのあるんすね。」
このAさんは食べることが大好きな大男です。
職場で何人かと昼食を食べるときはいつも人よりたくさん食べます。
当然、食費に関しては出費も激しいわけです。
しかも彼は結婚をしていますし、子供もいます。
しかし、それなのにきちんと貯金ができているんです。
そのことに対して、冒頭のBさんはすごく不思議そうに聞いたんですね。この質問に対して、Aさんはこう答えました。「給料から天引きしてもらって貯金してるんだよ。」と。
Aさんは会社の財形貯蓄の制度を利用していました。これは賢いやり方ですね。給与が入ったら半ば強制的に別管理してしまう。
そうすれば勝手に使ってしまうこともなくなります。お金があるとついつい使ってしまうような人でも、このやりかたなら自然と貯金ができますね。
今は将来年金がもらえるかわからない時代でもありますから、賢く貯金をしていきたいですね。
時間を気にするほど効率は良くなるがストレスがたまりやすいというジレンマ
人生一度きり、100年をめいいっぱい使いたいというときに意識するのが時間管理です。
仕事を効率的にこなして、睡眠時間もきっちり管理して、遊園地で遊ぶ時も待ち時間がなるべく少なくなるようにして、とやっていけばぎゅっと身のしまった人生を送ることができそうな気がします。
しかし、そこに奇妙な現象が起こるんですね。
時間をきっちり管理しようとするほど、人はストレスを感じやすいのだそうです。
時間を意識することは負担になるんですね。
ある実験があって、二つのグループにアルバイトをさせたそうです。一つのグループは時給で給料を払い、もう一つのグループは分給で給料を支給すると通知したそうです。
するとどうなったか。分給で仕事をしたグループの方がより高いストレス値を示したそうです。
人間がストレスを感じるのは、いろいろなことに注意が分散してしまうときですよね。
集中している状態、よくフローなんていいますけど、周りのことに一切気が散らない状態であることがいちばん人は充実感を感じているのだといいます。
であるとすれば、外部環境である時間というものに気をとられれば、その回数が多いほどストレスになるというのは納得のいく話です。
たくさんやるには時間を計算することが効率的であることは間違いありません。
ただ、自分の健康を考えた場合、時間を計算することが良いとばかりも言えないのだということなんですね。
テスト勉強に絶大な効果がある記憶法
試験勉強って大変ですよね。
覚えることが多くて、覚えても前におぼえたことをすぐに忘れてしまいます。
「自分はばかなのか」とおもうと余計に勉強がしたくなくなって自信を無くしてしまいます。
記憶力の良い人は、もともと頭が良いということもありますが、勉強方法が的を得ていることが多いです。
私の友人で記憶力が良いというよりは要領がいい人がいます。
「テストに出るところだけを勉強する」といっていました。
私のような要領の悪い人間からすると「どうやったらテストに出るところがわかるんだw」という感じですが。
勉強法にもいろいろあって、向き不向きがあると思いますが、今回ご紹介したいのは誰でもできそうな方法で、しかもアメリカの記憶力選手権のチャンピオンも使った方法です。
その方法とは「場所と覚えたいことを紐づける」ということです。
私たちは通学にしろ通勤にしろ、だいたい毎日同じ道を通っていると思います。
そこにはいろいろなものがありますね。電柱だってたくさんあるだろうし、お店、家、標識。そのいつも見ているものと覚えたい単語をくっつけると、抜群に記憶力が伸びるのだそうです。
たとえば、いつも同じ張り紙が貼ってある電柱。
なんか通るたびに気になる場所ってあるじゃないですか。
その下に新聞紙が置いてあると想像する。こうすると「新聞紙」という単語を覚えることができます。
この方法を、いくつもの場所に適用すると、たくさんの単語を覚えることができます。
実際に世界記憶力チャンピオンはその方法で勝利を勝ち取ったといいます。
節約するには節約できる体質作りから
節約したいと思ってもついつい使いすぎてしまいますよね。
節約上手な人はそれほど苦労しないで節約しているように見えますが、それは体質のおかげです。
節約することが身についているから、それが自然とできてストレスにならないんですね。
もちろん、今は節約上手な人でも昔からそうだったとは限りません。
体質は少しずつ身に着けていくものです。ぜひ、できるところからチャレンジしてみてください。
「ほしい」かどうかではなく「必要か」どうかで判断する
節約上手な人は物を買う時の判断基準が違います。
それが自分にとって必要かどうかで判断しているんですね。
「ほしい!でもあまり使わないかなというときには買いません。節約上手な人は、支出の一つ一つにどれだけお金がかかっているかよく把握しているものです。
家賃といった固定費から、毎月にかかっている交際費まで、使いすぎると「今月は使いすぎた」センサーみたいのが働いて自動的にブレーキがかかるのだといいます。すごいですね。
もちろん、そうなるまでに何回も失敗したり、家計簿をつけたりしながら調節して身に付いたものだと思います。
また、あまりにお金を管理することに気を配りすぎて心の浪費をしてしまっては意味がありません。
気持ちよく節約できるように、お金と気持ちのバランスを取っていきたいですね。
会社での立ちくらみはエコノミー症候群の可能性
私の仕事はデスクワークです。
1日8時間、昼休み以外は座っていることが多い生活です。
若いときは大丈夫だったのですが、最近ずっと座りっぱなしであった後に突然立ち上がると立ちくらみをするようになってきました。
原因はエコノミー症候群です。
同じ姿勢を続けていることで体内の血液が流れにくくなりそれが急に立ち上がることで立ちくらみを引き起こすんですね。
調べると、最悪の場合、詰まっていた血栓が壊れて灰に流れ込んでしまうこともあるそうです。うう、怖い。
もちろんめったにおこることではなく、ここまでの症状は長時間のしかも15時間とか20時間の飛行機の中で同じ姿勢を取り続けた場合にまれに起こるようなリスクです。
もともとエコノミー症候群という症状自体が飛行機で起こるものをさしていたものでした。
飛行機の中は気圧も低いし同じ姿勢で、しかも狭いところにずっといなければなりません。
だからそのような症状も出るのですが、これは環境が似ていればオフィスでも家でも起こりえることです。
飛行機内ほど極端な環境ではないにしろ、体に負担がかかっているのは良くないですね。
これが起こらないようにするにはとにかく体に気を使ってなるべく動くようにすること。
本来は頻繁に体を動かしたり立ち上がったりするのが良いそうですが、なかなかそうもし手いられないという方も多いと思います。
今まで静かに仕事をしていたのにいきなり立ち上がって仕事をし始めたら周りの人に「この人どうしたのかな?」と思われてしまいますね。
立ち上がるのが一番良いのですが、そうできないときは座りながらでも、かかとを上下するだけでも効果があるそうです。
血液は酸素や栄養を運んでくれ、その影響は体全体に及びます。気を使ってあげたいものです。
各国の片付け事情の違い。こんまりさんのエッセイより
片付けコンサルタントのこんまりさんが雑誌に寄稿していたエッセイが面白かったのでご紹介します。
ちょっと古いですが。
著書『人生がときめく片付けの魔法』が世界42カ国で発売され、アメリカ『TIME』の「世界でもっとも影響力のある100人」に選出された、「こんまり」こと近藤麻理恵さん。
今は片付け需要の多いアメリカで家族と共に暮らしています。
世界中で片付けを指南する中で、各国のモノに対する想いの違いに気づいたといいます。
日本の場合
日本では、片付けることは単純に「すっきり整理する」といった意味で捉えられていることが多いと思います。
昔の日本人は質素な生活をしていましたから、そうした民族性ともマッチしているのかもしれませんね。
「原点に戻って自分を見つめ直そう」といった感じかもしれません。
アメリカの場合
一方、アメリカでは少し事情が違うそうです。
需要があるのは主に都市部で、アメリカが昔から誇りにしてきた文化に対して疲れてしまった人に支持されているといいます。
ものがあふれた暮らしに疲れてしまい、大量生産、大量消費の価値観を見直したいという傾向が強いようです。
ヨーロッパの場合
さらにヨーロッパではまた考え方が違います。
伝統的な建物が多いヨーロッパでは、モノに対する考え方も違うそうです。
「古いものは良いもの」という考え方もあって、捨てることに関しては日本人よりも強い抵抗感があるそうです。物置には古いものがギッシリ詰まっていることが多いそう。
ポーランドでは、本を「知」が形になったものとして神聖に扱われる文化があり、片付ける話をすると「信じられない」という顔をされることもあったそうです。
そして、あちらでは捨てるのではなく寄付するのが基本だそうで、街に1つは持ち込む場所があるそうです。
おわりに
一言に「片付け」といってもいろいろな考え方がありますね。
「モノを持つ、捨てる」ということは世界でも共通のことなので、様々な価値観を大切にしながらモノと付き合っていきたいですね。
ストレスは減らせてもなくすことはできないから、上手に付き合うことを考えてみる
ストレスはどのようにしたら減らすことができるでしょうか。
今なお売れ続けている書籍「嫌われる勇気」では、「すべての問題は人間関係から起こる」と書いてありました。
ストレスを感じるのも人間関係から起こっているのだということはつまり、人間関係がある以上はストレスはなくならないということですね。
ストレスを完全になくすことは無理です。
ですから、ストレスを減らす努力も必要ですが、ストレスにどう上手に付き合うかが大事になってくるわけです。
では、どうすればストレスと上手につきあうことができるでしょうか。
自分に軸を持つ
その一つの方法は、自分の中に軸を持つということです。夢や目標が自分の中にはっきりできていれば、少しくらいのことで気をもんだりイライラしたりすることは少なくなると思います。
大きな目標を持つことができれば、今まで気にしていたことは小さく見えるかもしれませんね。
様々な角度から見る
もう一つの方法は考え方に柔軟性を持たせるということです。どんなことにも長所と短所があります。たとえばたくさんねることは疲れが取れてよいことですが、そのぶん時間がもったいないですね。
男であって良いこと悪いこと、女であって良いこと悪いことがあります。
完ぺきというのはなかなかありません。ストレスがたまるときは短所にばかり注目してしまっているといえますから、別の側面から見てみてください。
読書もいいですね。作者の考え方が自分に新しい視点を与えてくれて、ストレスがなくなるかもしれません。
人間関係がある限りストレスはなくなることはありませんから、上手に付き合ってみてください。